最初の授業

　今日は９組で最初の国語の授業があった。昨日から徹夜をして作成したプリントをもとに、65分間知らず知らずのうちに熱弁を振るう。古典を学ぶ意義、古典の授業の受け方、今年１年間の予定、等々を様々なエピソードをはさみながら説明した。その後で、『検定絶対不合格教科書「古文」』という本に紹介されている、正岡子規の仰臥漫録と尾崎紅葉の金色夜叉の文章を、クラス全員で音読する。気持ちよかった〜。35名＋私とで大きな声で読む金色夜叉は快感でした。「来年の今月今夜、再来年の今月今夜、……」。読んでいてぞくぞくした。いい文章だ。こういうものをたくさん読ませたいものだ。

検定絶対不合格教科書古文 (朝日選書 817)