新潟授業研究会

 昨日の夜、教育センターで行われた新潟授業研究会に参加した。今回は小出高校の先生の授業を検討した。現代文と古典でグループ学習を試みた授業をビデオに撮っておき、それを一緒に見ながら検討した。参加者は8人。それぞれがいろいろに意見を言い、なかなか楽しかった。
 私の感想としては、グループ学習にはそれに向く学習内容がある、ということだ。それは、答えが一つに定まらないものである。一般的に言って、答えが1つに定まるものを追求するのに、グループ学習はあまり効果的ではない。もちろん、集団の力を合わせることで一つの答えを見いだせるものはある。しかし、そのためには十分な準備と周到な集団形成が必要だ。授業内でパッと集まってパッと話し合いをさせるには、答えが定まらない問いについて考えさせるのがよい。
 今回の話し合いでは、こうした点よりもむしろクラスの雰囲気を左右する要因について意見交換がなされた。うーん、私は問いかける設問の内容によって変わると思うんだがなぁ。