『舞姫』の授業

 7組での2時間目。前回の授業であらすじをまとめさせておいた。今日はそれを踏まえつつ、より大まかなあらすじを全員で確認し、『舞姫』が太田豊太郎の回想から成り立っている小説であることを確認した。これは作品のクライマックスを理解する上で重要なことだと思う。
 今日の内容は9組でやったことと同じものである。冒頭部分で「豊太郎は何をしているか?」という質問をしたのだが、生徒は答えられなかった。「何をしているか?」という問いにそのまま対応する答えは本文には示されていないのだが、そこを何とか答えられないものかなぁ。でも、そのためにはそのように答えても良いのだ、ということを生徒が了解していなければならない。やはり発問の仕方が悪かったかな。