文系は2科目のみであったため、残り1時間は授業となる。私の現代文の授業があった。「日本人の美意識」の3段落を読み取り、終了した。前回は、ある程度キーワードを挙げさせて内容理解に入っていたため、今回は用意した3つの設問を解答することを主軸にして、読解を進めていく。ただし、3つの設問のまず1つの解答を生徒全員に書かせ、次に隣同士と交換させ、座席の1列全員に今自分の持っているプリントの解答か、自身の考える解答かを答えさせ、その後でその解答に対する説明をした。特に表現の仕方に注意させて説明した。より簡潔な表現とか、多い分量の解答の場合、含まれるべきポイントをしっかり踏まえるべきこととか、などである。いつもは停滞気味になるクラスなのだが、この方法はある程度生徒が緊迫感を保ちながら授業に参加していたようである。
次は(早速明日なのだが)、志賀直哉の「壕端の住まい」に入る。