夏季講習4回目

先週木曜日(18日)より夏季講習が始まっている。7日間の日程の中、3つのコースに分かれて生徒は勉強している(全員参加ではないが)。私はその中の文系進学対策コースを担当している。7日間中6回の授業がある。前半3回は古文、後半3回は漢文だ。今日から漢文が始まった。
古文・漢文とも3回のうち最後の1回は難関大学の入試問題を扱っている。昨日はその難関大学の古文の問題があったわけだ。さすがに四苦八苦した問題であった。それを通過してきた目には、今日の漢文の問題は小学生向けにさえ思える、易しいものであった。それでももちろん生徒にはある程度の歯ごたえはあるだろうが。
漢文は句法を丁寧に説明することにしている。まず、サブテキストの漢文必携に掲載している句法一覧を使って、今日はこの中のどの句法を取り上げるかを確認させている。自分が勉強していることが全体のどこに位置づけられるのかという情報を与えるためである。こうすることで生徒は自分が今やっていることの位置を知り、全体との関連づけができるだろう。