教育実習生の授業

今日は古典が1時間。更級日記「源氏の五十余巻」の2時間目。序盤から中盤部分の、文法的に重要な事項が多く含まれている部分であった。今回は、文法の説明と訳の解説の分量・タイミングなどは非常に改善されていた。大変な進歩だ。その分、別の点が目立ってきた。板書した本文の横に文法の解説と訳を混在させてしまうこと、また、どうしても板書に気を取られてしまって生徒を十分に見ていないことなどだ。板書の仕方は注意すれば直ってくるが、生徒を見るということは十分に意識していないとできないことだ。このクラスでは明後日に研究授業を行う。残念ながら教材を最後まで終えることはできないだろうが、ある程度まとまった段階で主題についてぜひ触れて欲しいものだ。