卒業式予行

本校は明日、卒業式である。新制高校になってから第57回だそうな。
母校の卒業式に出るというのは、不思議な感覚がある。「ああ、これは前に経験したことがある」という感覚だ。当然と言えば当然だ。しかし、新潟高校は私がいた時とは全く違う校舎になってしまっている。同級生が同僚にいるのだが、彼もあまり母校に来たという気がしない、と言っていた。生徒も女子がほぼ半数を占め、私の頃とは様変わりだ。そんなわけで、あまり母校という気は普段はしないのだ。しかし、こうしたいくつかの行事が行われるとき、かつての経験が強烈によみがえる。これが伝統の力なのだろうか。