新潟高校では「土曜活用」と称して、午前中に補習授業を行う週がある。今週は夏休み後初の、1年生の土曜活用だった。国語・数学・英語の3教科で実施。私は国語を2時間分、古典の伊勢物語のプリントを使って、助動詞を中心に教えた。「なむ」の識別に関する設問等が表にあり、同じ文章で助動詞や用言の文法的説明を問う問題が裏にあるプリントだった。65分の時間なのだが、「なむ」の識別、全部の訳、和歌の説明などをしていたら65分などあっという間にすぎてしまう。最後は駆け足で答えを伝達することになった。私は訳が必要だと思って全部訳すのだが、それを聞いている生徒はつまらないだろうな。現に、3限目では何人かが寝ていた。今度は訳は別のプリントで配布してしまい、文法事項に集中して教えるか。