「筒井筒」を『大和物語』と比較する

 10組での授業。「筒井筒」の「風吹けば……」の箇所の後半部分を終える。このクラスは進度的に多少余裕があったので、ゆっくりと進んでいく。
 そして、最後の10分余りで教科書所収の『大和物語』との比較を行う。残念ながら生徒自身に考えさせる時間の余裕がなかったので、用意した比較プリントを使って私が説明する。それでも生徒の反応は良さそうだった。
 古典の授業とはこうした内容をしっかり取り組むことが重要なのではないかなぁ。訳すことが古典の授業の全てのように思われている。しかし、重要なのはその後のことである。