羅生門後日譚創作の授業

 7組での授業。羅生門後日譚を創作させ、今日はそれをみんなで読もうというのである。池田修さんの「回覧作文」の要領で、クラス全体が一筆書きになるように作文を回す順番を決め、2分間ずつで作品を回覧させ、そこにコメントを加えさせる。10回回した後、最後にその作品を自分の机上に広げさせ、3分間時間を与えて、自由に席を立って友人の作品を見ていいことにする。生徒は回覧していた時は静かに集中し、自由に見させた時はわいわいがやがやと活発に活動した。隣のクラスがうるさかったろうな。ごめんなさい。でも、黙っている授業よりも生徒が活発に動いている方が、頭も回転してよいものだ、と思っている。
 その後は少しだけだが「水の東西」に入る。さて、これからは評論との格闘だ。