2015年度の始まり

 今日から2015年度の始まりである。短大は、本当に今日から実質的なスタートである。さすがに授業は始まらないが、今日は実にいろいろな事があった。まず、午前中は教授会があった。そこで、新任の教員が紹介された。ああ、私も昨年はそうだったのだなぁと、感慨もひとしおである。そうそう、昨年は最初の辞令交付式に遅刻したっけ……。いや、遅刻したのではなく、時間通りに行ったら式がもう始まっていただけなのだが……。4月1日になると、これから毎年思い出すんだろうなぁ。教授会は意外に短く終った。
 その後で明日の入学式の準備、オリエンテーションの準備などが立て続けにあった。でも、私の想定よりは早く終わり、お昼は少し休むことができた。しかし、それもつかの間。午後から学科会議があり、明日からのオリエンテーションの確認がなされた。昨年は、この話を聞いていてもさっぱり理解できなかったのだが、さすがに2年目である。昨年経験したことが随分と理解を助けている。やはり人間はメンタルモデルを形成できないと、理解が進まないのだなぁ。学科会議も意外に早めに終わり、オリエンテーションの準備の続きを行って、ようやく一息ついている。
 しかし、やらねばならぬことが続く。実は、私は今年度、新潟高校の非常勤講師を勤めることになった。短大での授業をフルタイムで行いつつ、出講の形で高校での授業も受け持つのだ。週4時間である。この手続きをしなければならず、書類を整えるのに苦労している。いやはや、フルタイムワーカーなのに非常勤も行うとは、大変な仕事を請け負ったものだ。でも、昨年度も1ヶ月くらいだけだが、新潟大学での非常勤講師を勤めた。大学の教員というのは、このように「出講」をする場合がままある。いろいろと初めてのことをたくさん経験させてもらっている。まあ、体が動くうちに様々に経験するのは良いことなのだろうね。
 とはいえ、今日は疲れたなぁー。気を張る必要はないのだが、それでも昨日までの自由な時間の流れとは一線を画したなぁ。新年度が始まったのである。今年はどんな挑戦ができるだろうか。まずは楽しみつつ、進んでいこう。