ファシリテーション・グラフィックを使う

 今日は2年生のゼミがありました。ゼミ全体で計画する行事について話し合う際に、ファシリテーション・グラフィックを用いさせてみました。
 模造紙1枚を中心に置き、ペンを与えて自由にメモするように伝えました。左上に大きくタイトルを書くようにと指示しましたが、後はあまり細かいことは言いませんでした。それでも学生たちは思い思いに色を使い、話し合いをぐいぐいと進めていきました。先週、模造紙を持ち込まなくても話し合いが活発に進んでいましたので、今日の活動は蛇足かなと思っていたことは杞憂でした。学生たちはとても初めての体験とは思えない自然さでファシリテーション・グラフィックを使って話し合いをし、計画をまとめていきました。さまざまな意見が発散され、それが次第に収束されていきます。うまく収束するには存分に発散させることだということの実例を目前にしたような気がします。
 この時間では、ゼミの情報交流用にサイボウズLiveを活用しようと考えています。今日は学生たちにサイボウズLiveを紹介し、彼らに登録してもらって、ゼミグループへの招待をしました。さて、これをどのように活用していくか、試しながら考えていきたいと思います。