産みの苦しみ、再び
今日の授業は3コマ。その全てが違う科目であった。
現代文は大森荘蔵の評論を扱っている。その教科書本文の要約をさせている。要約のために、本文のキーワードを○で囲ませたり、具体例を( )でくくらせたり、筆者の意見の箇所に傍線を引かせたりしている。それを生徒に指名して確認しつつ、要約をまとめていった。しかし、予想されたとおり生徒からの意見をまとめるのに時間がかかり、結局要約は終わらなかった。
古典は枕草子の「上にさぶらふ御猫は」の内容確認に入っていった。音読練習をさせ、文章中の敬語の種類を確認させ、登場人物を確認して、本文の口語訳を始めた。まあ、事前準備が多かったから、本文は4行くらいしか進まなかったけれどね。
今日の最後は古典講読の授業である。ようやくこの授業がある。何しろ2週で3コマの変則的授業だから、授業の間が開いてしまって困る。今日は古典講読という科目の説明をし、源氏物語の夕顔巻の説明をして、音読練習をさせた。これだけで終わってしまった。やれやれ。中途半端な終わり方をした授業が多いなぁ。
放課後はクラブ登録が行われた。我が書道部は5名の1年生が入部した。3年生が17名くらいいるので、5名というのはちょっと寂しいなぁ。もっとも、昨年まで顧問をしていた美術部は4名の1年生が入部したそうだし、今年顧問をするラグビー部は8名だったそうだ。美術部は良かったね。これで歴史の命脈は保てそうだ。
しかし、今は真夜中で苦しみ抜いている。またも産みの苦しみをしている最中で、ある文章を作成しようと必死になっている。この土日に作業を進ませる予定だったのだが、どうにも気分が乗らなかったのと、授業準備に手こずっていたために、こちらの文章作成に時間を振り分けることができなかった。おかげで締切間際になって慌てふためいている。
何だかここ最近は産みの苦しみが続くなぁ。月末にはもう一つの産みの苦しみが待っている。これにも時間を割くべきなのだろうが、その余裕がない。あぁ、1日24時間というのが切ない。
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