大学の同期会があった


昨日、大学の同期会があった。恩師もお出でになり、変わらないその姿に驚きと懐かしさで、言葉通りに時の立つのを忘れて楽しんだ。
大学を卒業して28年が経つ。その間、我々は卒業1年後と10年後に文集を出した。そして3年前に同期会を行った。ずいぶん小まめに互いの消息を確認しあって来たのだ。そして昨日、場所を新潟にして同期会を行ったのだ。
本当に不思議な体験をした。それぞれはもう十分な親父だったり、お母さんだったりする。でも、変わらない恩師の姿を見、互いに少し話をすると、そこには大学時代と全く変わらない仲間がいるのだ。確かに28年という歳月を経験して来てはいる。でも、本当に卒業後数年しか立っていないような、以前とほとんど変わらぬ時間が流れる。いやぁ、不思議な感覚だった。
恩師も本当にお元気で、嬉しかった。奥様に先立たれ、気落ちしておられるのではないかと危惧していたが、全くの杞憂であった。相変わらずお洒落で、気の聞いたコメントで我々を楽しませてくれる。かえって我々が元気をもらったようなものだ。
2時間の会の後、恩師をお見送りし、全員で2次会に繰り出す。ここで本当にタイムスリップしたかのような親密さで、4時間弱を過ごした。真実に、時の立つのを忘れてしまった。私にしては珍しいことだ。
やはり友というのは良いね。久しぶりに楽しく、嬉しいひと時だった。