冬季特編最終日

 冬季特編も今日で終わり。生徒諸君はご苦労様、である。もっとも、昨年まではSHRがないくらいで、1、2年生はこの日まで冬季講習をやっていたのだからね。さらに、全員がこの冬季講習に参加するという、その先棒を担いでいた張本人が私だから、生徒のことを思いやる資格もないのかもしれないが。せめて、英・数・国それぞれの分野を自由選択するようにできないかなぁ。来年の2年生の時には、理・社も加わってもらい、3科目自由選択させたいなぁ。
 今日は三男の誕生を皆さんから祝ってもらった。学校の親和会からお祝いをいただいた。さらに1学年からはお祝いと「パリパリ絵本」をいただいた。さすが、朝の読書を推進している学年である。まあ、いくら何でも三男はまだ読めませんが。(^^ゞ 午前中の講習の後、国語科からもお祝いをいただいた。皆に祝福された三男である。ありがたいことだ。
 思えば、私がこの学校に赴任した4月の始めに長女が生まれた。その時も皆さんから祝福していただいた。上の二人はそれぞれ勤務していたところが違うが、長女と三男はこの学校に勤務している時に生まれたわけだ。それだけ長くいる、ということかな。
 今日は卒業生たちも来てくれた。このblogを読んで、急きょ来てくれたN君。ありがとう。君自身もこれから勉強が大変だろうけれど、なぁ〜に、君ならできる! 頑張ってください。
 さらに午後にはKさんと廊下でばったり出会った。他の3人も一緒であった。それぞれに大変わりしたり、何も変わっていなかったり、成長が見られて嬉しい限りである。その中で、Kさんが一番変わっていたなぁ。あんまり変わらないでね。(^_^) 内面の成長は大いに歓迎するけれど。
 今日で今年の勤務は終わりである。午後はまた休みを取り、子どもたちのフラストレーションを解消すべく、また、私自身の用事もあり、新潟市立中央図書館「ほんぽーと」へ行く。実は県立図書館や大学図書館に行きたいのだけれど、どちらもお休みなんだもの。ちょっと早すぎるぜ! 「ほんぽーと」は相変わらず和む空間である。今回は私の母も連れて行ってくる。子どものための本を借り、彼らは漫画コーナーへまっしぐら。母は館内を見て回る。私は自分の研究に関する本を探しまくる。7冊借りてきた。その中で、今回注目したいのはこの2冊。

「PISA型読解力」の弱点を克服する「ブッククラブ」入門

「PISA型読解力」の弱点を克服する「ブッククラブ」入門

有元氏のこれらの本によって、ブッククラブが効果的である、その理論的背景を探りたいと考えている。
 今年もいろんなことがあったなぁ。何より、昨年度の3年1組の卒業、そして今年度の1年10組との出会い、1学年との出会い、大学での私の指導教官との出会い、日本国語教育学会での多くの出会い、招いていただいた集会の兄弟姉妹との出会い、そして最後に、我が三男との出会いがあった。人は出会いによって成長する。また、出会いによって学ぶ。まだまだ学ぶことは続く。さらに頑張っていこう。