クリスマス・イブのビッグプレゼント

 今日から冬休みである。しかし、今日から28日まで冬季特編と銘打ち、冬季講習が行われる。これは授業日である。授業日だから、欠席は授業の欠席とカウントされる。今年から始まった制度だが、どうも私には慣れなくて。ついつい、今日からSHRがないのだと思いこんだり、講習を休んでも欠時にならないのだと口走ったりしてしまう。どうも、長年染み込んだ感覚はそう容易には変わらない。
 SHRに出てた後、私は午前中のみ出勤して帰宅する。よって、今回の冬季講習には私は出ない。本校に赴任して初めてのことである。それは何故かというと……。
 午後から病院に行く。妻が入院している。まあ、多少病気といえば病気だが、実は今日は妻が帝王切開の手術を受けるのである。はい、子どもが生まれるのです。何と4人目。こんな年になってまさか赤ん坊が抱けるとは、思いもよらなかった。
 14時前から手術が始まり、14時40分頃に我が子が手術室から出てきた。男の子である。私にとっては三男になる。小さな、しかししっかりとした子どもである。4人目ともなるとあまり感慨というものはないが、それでもその子が集中管理室に連れて行かれた後、自然とにんまりとしてしまう。
 実は、99%女の子を予想していた。私は男の子よりは女の子の方を欲しいと思っている。そして、妻も妊娠中に、この子は女の子みたいだ、と言っていた。それで二人で女の子の名前ばかりを考えていた。それが(まさに)ふたを開けてみると、男の子だったというわけだ。やれやれ。生まれた時から父に頭を使わせる子である。(^_^)
 おかげさまで母子ともに健康です。子どもは少し低体温だったりしたが、今のところは順調である。全てを守ってくださり、素晴らしい子を与えてくださった神様に、ただただ感謝するばかりだ。
 というわけで、クリスマス・イブがこれからは特別な日になった。私はクリスチャンだが、クリスマスには特別な意味はないと考える者である。したがって、クリスマスは全然特別な日ではなかったのだ。しかし、これからは別の意味で特別な日になったなぁ。
 Merry Christmas! and Happy Birthday my little son!