「羅生門」に入っていくのだけれど……

 現代文はいよいよ「羅生門」に入っていく。私はこの度の授業を、できる限り生徒に自由度を大きく与えて学ぶワークショップ型の授業にしてみたい。そうすることで何が変わるのか、またワークショップ型授業が成立するのはどのような要件なのか、また、ワークショップ型授業においてどんなことが起こるのか、を検討してみたい。だが、具体的にどのように授業を組み立てていくべきか、まだ十分に方針が立てられないのだ。
 『学び合い』的に課題と評価の方法を明示して、あとは生徒に任せるか、あるいはリテラチャー・サークル的な手法を取り入れるか、いろいろと迷っている。しかし、この週末には決めておかなければ。来週は本格的に「羅生門」に入っていくのだ。