『最後の授業』

最後の授業 DVD付き版 ぼくの命があるうちに

最後の授業 DVD付き版 ぼくの命があるうちに

 京都橘大学の池田先生から教えられたYouTubeの映像の冒頭部分を見て衝撃を受け、すぐに購入した本である。昨年、だいぶ話題になった本だ。少しずつ読んだり、また置いておいたりしていたが、昨日、息子の勉強を見ている間に読み終えた。本の内容と多少リンクする話である。
 著者ランディ・パウシュ氏は残念ながら昨年亡くなってしまった。最後の授業が行われたのは一昨年だから、数ヶ月の命と宣告されながら、1年以上は生き延びたようである。果たしてその死の瞬間まで、徹底的にポジティヴな姿勢は貫けたのだろうか。せめて、そうであって欲しいと願うばかりである。
 この本は、氏の最終講義の映像を観てから読んだ方が良いだろう。実は私はまだこの映像を見終えていない。残念ながら、私が購入した本はDVDがついていないものである。YouTubeで観るしかないなぁ。しかし、1時間以上かかるので、二の足を踏んでしまうのだ。すごい授業であるのは間違いないが。