大鏡の授業

 6組での授業。「道長の剛胆」の2時間目。いよいよ花山天皇のもとでの肝試しが始まる。その箇所で、怪談話をしている場面が出てきたので、ほんの少しだが「怪談」をすることにした。といっても、村上春樹の小説「鏡」のあらすじを語るだけである。
 上教大の水落先生が言っていたが(水落先生も他の方から聞いたそうだが)、生徒を惹き付ける一番安上がりな方法は「怪談」だそうだ。それを思い出したので、私も挑戦することにしたのだ。
 残念ながら何人かの居眠りをしている生徒を目覚めさせることはできなかったが(そりゃそうでしょ。3限の、新潟では久しぶりの「快晴」の日ですから)、それでも生徒は「ぐっ」とこちらを見てくれた。なるほどこれは効き目がありそうだ。
 後は、もう少し「語り」の技術を高めることが必要だ。水落先生のように。(^_^)