大鏡の授業

 6組での授業。「三船の才」の後半部分を口語訳する。今回は口語訳をしながら、当時の漢詩文と和歌との比重差や公任の「心おごり」の意味などを発問していった。こうしていかないと生徒の集中がとぎれてしまう。そうして口語訳を終えた後、道長と公任の年齢差についてどう感じるかと聞いてみる。このクラスでは「道長が少し年上」という解答を得た。それを手がかりにして、この話の史実との不整合を説明し、そこから青年公任の高揚感について説明する。多少は分かってくれたかな?