2009年の仕事始動!

 今日は仕事始めである。学校現場では幸いなことに上司からの訓辞などという形式張ったことは、「今日は」ない。後日の職員会議ではあるだろうね。私は形式張ったことにはまず拒絶反応を示す方なので、今日1日のんびりと仕事ができる今の状態をありがたく思う。つくづく、一般企業には向いていない奴だなぁ。
 今日は、本来ならば昨年末に終わっていなければならなかった仕事を午前中のみで仕上げる。何しろ相手があることなので、いの一番に仕上げなければならない。何とか作業を終えて、発送する。良かった良かった。これで義理は果たせた。
 午後からは問題の作成に着手する。新年早々、いきなり問題作成だが、まあ教員なんて仕事はそのようなもの。授業の準備もしなければならないのだが、何しろ最初に終えておかなければならないのがテスト問題作成である。今日のものは元ネタがあるので、ほとんどワープロで再現すればいいのだが、漢文の訓点をつけねばならなかったりして神経をすり減らした。長い文章になるとこれは大変だ。
 漢文の訓点文を作るには、私はしばらくWordを使っていた。Wordは裏技を駆使することでかなりきれいに訓点をつけることができる(一レ点も表示できるんです。他にも見たことのない機能を駆使して、なかなかきれいに表示できます)。しかし、昨年から、尚文出版で開発した「漢文Writer」を使うようになった。これは白文をテキストファイルで読み込ませ、そこに返り点や送りがなを入力しているタイプである。これはまさにきれいに表示される、なかなか良いソフトである。最大の欠点は、Mac非対応であること。仕方なく学校配布のWindows機でやっている。慣れないPCで作業を行っているので、これがまた私の肩の筋肉を痛めつけるわけだ。
 確かどこかの会社でExcelによる漢文表示プログラムを開発したものがあったはずなのだが、どこの会社のものかご存知の方はいらっしゃいますか。Excelならプラットフォームに関係ないので、Macでもできるだろうに。それよりも、いよいよLaTexをマスターするか。