息子の勉強について

 息子の勉強が相変わらず進んでいない。その息子にどのように対処するか、私と妻とで意見の食い違いが常に起こる。時には衝突する。
 私は、息子が勉強にたいして意欲的でなく、進まないのは、我々の彼に対するこれまでの対応を顧みて、愛情と信頼を注ぐことが足りなかったからだと考えた。そこで今夏は決して彼を叱ることなく、勧め、誉め、励ましている。もちろん、すぐに息子の態度が変わるわけではない。相変わらず彼は自分から進んで勉強しようとしなかったり、自由研究などはやり方を理解していない。それでも親は息子を信じて、期待し、信頼し、教え続けるべきだと思っている。
 しかし妻はそうは思っていない。強制的に勉強させるべきだと思っている。そこで、息子を叱りつけたりする。さらに、のらりくらりとやっているように見える私の対応を非難する。うーん、私が夏期休暇に入る前に、今年はこんな風にするつもりだ、と一応説明したんだけれどな。まあ、指導哲学が根本から違うから、多少の説明では理解してもらえないだろうけれど。
 というわけで、この問題についても私の頭を悩ませる。