読書レポートの形式について

 先日の日記に、静岡県の先生から質問を受けました。どうもありがとうございます。つたない実践ですが、参考にしていただけると嬉しいです。
 ということで、第4回の読書レポートとして生徒に配布したプリントおよびレポート用紙の実物を掲載します。ただ、インターネット上に設置した掲示板でも提出は可能なのですが、そこへアクセスするためのキーワードは、申し訳ありませんが削除してあります。ご了承ください。

 私の読書レポートは、京都橘大学准教授の池田修先生が中学校時代に行われていた「書き抜きエッセイ」を踏襲しています。これは、読んだ本の一部を書き抜き、それについてエッセイを書くものです。エッセイの書き出しは3つの中から選ぶよう指定しています。こうすることでレポートを書く際の心理的ハードルを下げてやろうとする目的と、「引用と批評」という形式を身につけさせようという意図によるものです。
 これを、今年は年間で5回実施しました。約2ヶ月に1回の間隔です。最初は課題図書自由選択図書のどちらでも可としておりました。でも、できれば課題図書として選んだ、高校生に是非読んで欲しい本を読ませようと思い、第4回と第5回は課題図書のみとしています。ただし、本日アンケートをとりましたが、課題図書のみというのは生徒にはあまり評判がよろしくないようです。

 さらに詳細をお知りになりたい場合は、私に直接ご連絡ください。論文の形でまとめたものがございます。