ローマ人への手紙3章前半
今日の聖書学び会はローマ人への手紙3章の20節までを学んだ。ここは、人間は誰であっても神様の前に罪人であり、義認を必要としているものであることのまとめの部分である。1章から3章までは主に以下のような内容になっている。
- 1章:異邦人は神様からの義認を必要とする存在である。
- 2章:神の民であるユダヤ人も神様からの義認を必要とする存在である。
- 3章:結果が良いからといって義認を必要としない者はいない。人は全て義認が必要である。
この、自分自身では人は自分を義とすることはできず、誰しもが神様からの義認を必要とすることが、パウロによって体系的に論理的に述べられている。そのまとめの部分が
「義人はいない。ひとりもいない。
悟りのある人はいない。神を求める人はいない。
すべての人が迷い出て、
みな、ともに無益な者となった。
善を行なう人はいない。ひとりもいない。」
と記されている箇所である。ここは、聖書だけが明らかにすることができる、人間の本質である。
今日はこの箇所を一緒に学ぶことができた。聖書は本当にすばらしいものだ。