土曜講習

 一夜明けて、今日は土曜講習。漢文の問題演習である。出張前に一応準備をしておいたが、そうしておいて良かった。
 今日の問題は、内容的にはそれほど難しくはないのだけれど、説明をすべき箇所がたくさんあり、またそれらを理解していないとしっかりとした解答ができないという、非常によい問題だった。
 例えば、反語と疑問の判別、「爾」の読み方と他の漢字、長江と黄河、「於」の意味・用法の区別、限定形「唯〜耳」について、対句の類推からする白文の読み方と口語訳などなど、盛りだくさんである。
 他にも句法についての問題が2ページ分あったのだが、とうていそちらの方には説明をしきれなかった。最初の1問から詠嘆形「不亦〜乎」、「何如」「如何」の区別などを説明した。
 漢文は楽しいなぁ。少しのことが分かると目の前がパアッと開けていくような達成感がある。いわゆる「アハ!体験」をしやすい分野である。「分かった!」という体験を重ねること、こうしていくと、私のように漢文大好き人間になっていくのだね。