鶏口牛後の授業

 4組での試験前最後の授業。無事終えることができ、15分ほどの余裕もできた。そこで、古文の文法確認プリントを配り、試しにやらせてみる。あまり十分に埋められないようだ。まだまだ助動詞が身についていないなぁ。
 「寧為鶏口、無為牛後」の説明で、朱色で訳を書き、緑でその意図するところ(秦の属国になるより、小国でも独立していよ)を書き、黄色で現代の意味を書いておいた。そうしたら授業後に生徒が、「訳を書けと言われた時はどれを書けばいいんですか?」と聞いてきた。うーん、すぐ分かりそうなものだが……。でも、訳の横にどんどん緑やら黄色やらを付け足していったから、それで迷わせたかなぁ。こちらは工夫しているつもりだが、その意図が伝わらない時もある。