進路講演会その1

 今日の4限は進路講演会である。敬和学園大学からMark Frank 先生を招き、「食、ショック」と題された講演を聴く。Mark先生は日本語が大変達者な方で、講演はほとんどは英語で行われたが、難しそうな表現の箇所は日本語を交えて話をされた。先生が急に日本語で話を始めた時は、生徒は大爆笑。特にジョークを話す方ではないのだが、英語から日本語に切り替わる間が絶妙で、非常におもしろく聴けた。
 話の内容はファストフードの危険性と国独自の食文化の大切さを指摘した内容だった。内容は大変に分かりやすく、説明も具体的で、プレゼンテーションもkeynoteで……。とっても楽しい90分間だった。
 最後に、生徒からの質問を受け付けてくださった。ところが、講演の途中で投げかけられた発問には答えた生徒たちも、最後の質問には誰も手を挙げない。仕方がないから私が手を挙げ、1つだけ質問する。うーん、他人の話を聞いたら、質問をするのが礼儀だし、何よりも批判的思考をして欲しいなぁ。他人の話が100%正しいことはない。そこに何らかの偏向がないか、批判的に聞く態度でなければ、自分にとって本当に実にならない。というわけで、一つ余計なことをしちゃいました。