ディベートの授業

現代文の最後のクラス。ディベートの授業を行った。
今年のディベート甲子園の論題である「日本は炭素税を導入すべきである」を論題にして、肯定側立論と否定側質疑だけを行うミニ・ゲーム形式である。1時間の中で立論とゲームの全てをやろうというのだから、少々無理があるのは致し方ない。
同僚が別のクラスで同じ形式の授業を公開したので、それを参観した。その授業を見ていて、質疑のパートでどこを質問するかを考えさせる時間を取ったほうがいいと思った。そこで、今回は立論1分間、質問を考える30秒間、質疑1分間、ジャッジの講評1分間の時間配分で行った。一応、余裕を持たせて終わることができたが、生徒の感想を読むと、やはり時間が短かったようだ。
とはいえ、前回のシナリオ形式に比べると、自分で立論を考えるのは楽しいらしい。生徒の感想にもそのことが多く書いてあった。来年度はぜひ、リサーチ1時間・ゲーム1時間・小論文1時間の3時間構成で行いたい。