「自由の制服」の授業

昨日、この評論文の原著を買ってきて読んだ。やはり、原文を途中でバサリバサリと省略してつなげたことの弊害は大きい。2段落目の「そういう意味で」の指示内容が全く異なってしまっている。他にも問題はある。ちょっと、これはひどい
そこで、先に作っていた読解プリントの使用を一時停止し、もっと簡略化した、そして生徒自身が文章構造を対比的にまとめることができるようなプリントを作り、それをもとに授業した。制服が、「貴族の服装」→「市民の制服」→「現代の制服」と変遷するにしたがって、どのような特徴を持つか、またその理由をまとめさせた。
2クラスでこのプリントを使って授業した。しかし、生徒は特徴を聞かれても、理由としてあげるべき箇所を答えたりしていた。まあ、「特徴」と言われても、明確には分類できないかもしれない。「貴族の服装」の形態とでもすればよかったかな?