2013-01-01から1年間の記事一覧

中学校の卒業式

私の長男は今年中学3年生である。そう、私自身も高校3年生の受験生を教えているが、自宅でも受験生を一人抱えているわけだ。今日はその長男の中学校の卒業式が行われた。どうやら新潟市内の中学校はだいたい今日が卒業式であるらしく、私の同僚で同じく中学3…

模擬面接指導での生徒の答えに驚いた

特編Cが終わり、授業がすべて終わった。今日は小論文指導を2人こなし、後期試験への面接指導をした。担当者の粋な計らいで面接指導は教育学部系を志望する生徒のグループに割り当ててもらった。4人の生徒の面接指導をもう一人の同僚と行ったが、なかなか楽…

今年度の授業が終了した

今日は特編Cの授業があった。3年生に対する最後の特編授業である。また、この授業で国語科が担当するのはこの1日分だけであり、よって、3年生に対する本当に最後の授業でもある。私が担当したのだが、これで私の2012年度の担当授業のすべてが終了した、とい…

博士号取得!

3月1日には嬉しい知らせがあった。大学院のWebページに学位論文審査の合格者名簿が掲載されていて、はやる思いを抑えて見てみると……、ありがたいことに私の名簿番号が載っていた。これで、学位論文が合格したことになる。つまり博士号をとうとう得ることがで…

卒業式

3月1日には全日制第65回、第121回生の卒業式が行われた。新潟市は残念ながら曇り空。午後から雨になってしまった。それでも、大雪にならなかっただけ良かったかな。この3年間、ずっと過ごしてきた3年生たちがついに今日、卒業する。とはいえ、来週にはまた数…

卒業式予行が行われた

今日は午後から卒業式の予行が行われた。新潟市は朝からカラリと晴れ上がり、予行にふさわしい天気となった。願わくばこの天気が明日まで続くことを望むが、どうもダメそうだなぁ。 3年生はまず教室に集まり、その後に視聴覚ホールへ。今日の予行、および明…

3年生登校日

21日に特編Bが終わり、その後、国公立の前期試験に臨んでいた3年生たちであるが、今日は登校日である。久しぶりに彼らの姿を見ることができ、やはり担任たちは生き生きとしている。あの気持ちはよく分かる。教員というものは、やはり生徒あって何ぼのもので…

KJ法とGTAの可能性は…

今日の夜、久しぶりに「にいがたファシリテーション授業研究会」の研究会に参加した。場所は新潟青陵大学。19時から21時30分くらいまで、久しぶりの面々と会い、またファシリテーションの面白さに触れた。 今回の内容は、新潟青陵大学のお二人の先生による発…

特編B終了!

センター試験以来、1月22日から続いていた特編Bの授業が終わった。まさに、約1ヶ月間、途中に休講も含んだが、全日程を終えることができた。いやはや、なかなか疲れた。 東大の問題を扱うクラスを担当した。全部で5回分の問題を扱った。問題を自分で解き、…

頭のバランスを取らなければ

特編Bはいよいよ大詰め、今日と明日を残すのみである。今日は評論の問題である。今西龍太の書物に関する文章である。こうした書物論、書籍論というのもよく見かけるテーマだ。書物というものの独自性、独立性について、馴染みがないとなかなか難しい。つい…

特編Bも大詰め

今週の木曜で特編Bも終わる。あと3回分である。そこで、今日は随筆、明日は評論、最終日は古文と漢文の問題を扱う予定にした。そして、今まではずっと随筆も評論も事前に問題を配付していたが、より実戦に近い状態で問題に解かせるべく、今日からはその日に…

文脈をたどることの重要さ

昨日は随筆、今日は評論の問題を演習授業で扱った。この2分野は、これまで毎回準備が大変だった。何しろ自分自身が文章を理解することができず、それを解説することの苦しみをなめ尽くさなければならないからだ。しかし、この2回は、その苦しみが少し軽減さ…

反語+否定詞は……

自分ではそう思っていなかったけれど、この3連休は本当にゆっくり休めたんだなぁ。特に、昨日の温泉行きが実感以上にまったりしたのだなぁ。今日を迎えるのが苦痛であった。まだまだ休み足りない。同時に、そんなに休める日が来るとしたら、それは定年後だね…

とにかく体の疲れを癒やす……

3連休である。この3連休は珍しく本当に3連休だ。ただ、土日は集会があるので、完全オフとはならないが。そして最終日の今日、これまた珍しく本当にオフである。残念ながら長男が定期考査が近いということで、家族全員でオフとすることはできなかったが、私に…

寝不足との戦い

今日の授業は評論、芸術論である。またまたマルセル・デュシャンが出てくる。現代文の授業で「画家の領分」を読んだけれど、あの中にもデュシャンに関わることが出てきた。デュシャンの「泉」という作品の衝撃は、本当に「芸術」というものの本質をえぐり出…

果てなき問題演習への復帰

昨日は1日年休を取って、ひたすら博論の修正をした。それを何とか終え、これで博論関係の作業は仕上げのいくつかを残すのみとなった。そこで、問題演習の授業に復帰し、がりがりと問題演習を行う生活へとまた舞い戻ってきた。今日の授業は随筆の問題を扱う。…

博士論文の修正版を提出完了!

今日は平日である。しかし、今日は1日年休を取って、家にこもる。先日、博士論文の口頭試問を受けたのだが、その後で論文の誤植等を直すよう命じられ、その提出期限が明日である。今週も他に仕事を抱えており、通常の対応ではとうてい作業を終われないと見込…

新潟大学教育学部国語国文学会

今日は上記の研究大会が開催される日である。私は指導教員の先生から、この学会で発表しないかと誘われ、それに応じた。何しろ3年間、私を教え導いてくれた恩のある関係である。また、博論の中に組み入れたが、まだ未発表の実践もある。そこで、昨年のうちに…

学会発表資料を作らねば……

昨日の論文審査の口頭試問を終え、ほっとできるかと思っていたが、まだまだ世の中はそんなに甘くない。この土曜日(すなわち明後日)に、新潟大学教育学部国語国文学会の研究大会があり、そこで発表をすることになっている。その口頭発表資料を作成しなけれ…

口頭試問終了!

今日は、先日書き終えて提出した私の博士論文についての口頭試問が行われた。夕方の18時30分からである。このためにどれだけ準備してきたか……、と言いたいところなのだが、実はほとんど準備ができなかったのだ。 博論を提出したのが3週間前。それから1週間は…

「死にゆく生」についての評論を読む

東大入試対策の演習授業も今日から2廻り目に入った。今日は評論の第2回目である。扱う文章は「死にゆく生」をどう捉えるかというもので、根源的受動性に置かれた死にゆく人とそれを見つめる人との間にはどのようなことが起こるのかを考察し、「死にゆく生」…

随筆の難しさ

今日の演習授業では、東大文系の第4問に相当する随筆の問題を取り上げた。使っているのはK社の東大模試の過去問だが、その結果データを見ると、随筆の平均点がやたらに低い。他はそれでも2桁の平均点だが、随筆は1桁である。取り上げている文章は随筆の中で…

特別学び会&伝道集会終了

24日(木)から4日間連続で行われた特別学び会と伝道集会が無事終わった。いろいろと教えられた4日間であった。 午前中は日曜学校とパン裂き集会である。日曜学校は私が教える立場に立って初めて、「聖書かるた」を子どもたちと一緒にやった。聖書の登場人物…

小論文講演会開催

今日は出願校指導の日である。生徒に、センター試験の結果を受けて、実際の出願校をどこにするのか、いよいよ決定させることになる。その指導に担任は忙しい。それと平行して、今日は毎年恒例の小論文講演会を行った。小論文入試の研究でおなじみのG社のO氏…

漢文を読み解く

今日の演習の授業では、東大の入試問題の第3問にあたる、漢文の問題を取り上げた。まあ、これはK社の東大模試の問題である。模試とはいえ、東大の入試問題の傾向をよく分析し、予想して作っているのだろう。理解してしまえばそれほど難解な文章ではなく、書…

「夜の寝覚」を読む

今日の授業で扱った問題は古文である。文章は「夜の寝覚」からのものだ。主人公の女君が、生き霊となって男君の正妻に祟っているという噂が立って思い悩んでいるところに、女君に思いを寄せていた当の男君が訪ねてくる、という場面である。生き霊が出てくる…

良質な問題と格闘する

特編Bの2日目。昨日はオリエンテーションと問題演習のみだったが、今日から4回にわたり、東大の入試問題に対応した問題の解説を始める。今日は、昨日生徒にやらせた評論問題の解説である。基本的に私が解説し、生徒には時々臨席同士で互いの答えを確認させ…

特編B開始

今日から授業は「特編B」が始まる。これは国公立の2次試験および私大入試に対応するための演習形式の授業である。今までのクラスは解体され、生徒は各自の志望先に応じて3教科から5教科の演習授業を受けることになる。 今日はその初日なので、生徒がどのよ…

センター試験が終わって

センター試験が終わり、今日は3年生たちが登校してきて自己採点を行う日である。朝から我々教員の間ではセンター試験の問題の是非についての意見が交わされていた。もちろん、国語の問題が大いに話題となった。 私は今朝の4時30分に起きて、前日に新聞で発表…

センター試験1日目

さて、今日はセンター試験の1日目だ。新潟市は朝から晴れ間がのぞく穏やかな天候となった。気温もそれほど低くなく、道は多少凍っているものの、この程度ならば公共交通機関に影響はないだろう。今年の厳しい冬の中では、ほとんど理想的とも言っていい穏やか…