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設計図がなければ構築物は建たない

 今日から1、2年生は保護者懇談会、3年生は個人面談となる。そのために授業は午前のみ。私は文系現代文を1コマ、文系古典を1コマ行った。現代文は桂離宮の美の根源である日本文化の特性について述べている部分の解析をする。ここまでは快調に進むんだよな。次の段落の分析が難しい。もう一度考え直し、図解でもしながらまとめてみよう。古典はようやく「若菜」を終え、「御法」に入る。「若菜」から「御法」に至るまでの梗概をまとめ、「御法」を音読し、敬語の確認をさせる。このクラスは残り時間が少ないので、後はがんがんと進んでいかなければならない。何しろ理数科古典は次の時間で「御法」を終えてしまうからね。
 午後からは授業がなくなったため、博論の執筆に邁進する。といっても、今日は目次案の作り直しをする。先週、大学に行ってアドバイスを受けたことを参考に、目次案の全体を練り直す。これで3回目だ。だが、何しろ目次がしっかりしていないと文章を書き進めることができない。博論くらいの大規模な文章群になると、よほど目次をしっかりと作り込んでおかないと全体が崩壊する危険性がある。建物を建てるのに設計図が欠かせないように、予定で180ページにもわたる文章を破綻なく書くには、設計図たる目次の作り込みが必須である。
 この目次案の作成におよそ半日を費やした。途中、120周年記念誌の編集会議が2時間入って、作業が中断されてしまった。ともかく大幅に見直しをし、なんとか納得のいくものが出来上がった。後はこの設計図に沿って、材料をはめ込み、つなげ、化粧をすればよい。そうした部分部分を積み重ねていくことによって、やがて全体が完成する。とはいえ、これをどんなに遅くとも後10日間のうちに終わらせなければならないのだけれどね。
 いったい何度繰り返すだろう。だが、今の私には必須の言葉である。「頑張れー! 俺!」