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ようやく始動したかな…?

 昨日は無為な1日を過ごしてしまった。まあ、それもまた必要なことなのかもしれない。これからしんどい日々がずっと続くからね。おそらく年度末まで。その前の、一瞬の休息である。
 さて、今日は昨日の反省を活かし、読まなければならない文章を読み、それを踏まえていろいろに考えてみた。私が取り組んでいるのは、ある文章を書くことである。これまでの研究のまとめだ。だが、そのためにはどのような構成で、ストーリーで、論理を展開していかなければならないか、十分に確認する必要がある。そこで、まずは同じ種類の文章を書いた先輩の文章をじっくりと読んで、私が論を進めるに必要な構成、ストーリーを確認しようと思ったのである。
 その先輩からいただいた文書を、ようやく必要な部分まで読み終えた。なかなか手強い。何しろ自分の専門分野とは、同じ種類ではあるが方向性の全く違う分野を扱った文書だ。これを読み解くのにけっこう時間がかかる。だが、だからこそ、読めば分かるように非常に注意深く論を進めている。これは参考になる。もちろん、私自身はこの論に賛同できない部分がある。だが、問題は論の内容ではない。論の進め方である。
 いくつかの点で参考になった。

  1. 自分の扱う問題の範囲を限定する
  2. 自分の論じるテーマを厳密に定義する
  3. 自分の論じるテーマのこれまでの扱われ方を整理する
  4. その中で不足している点、不備な点を指摘する

 以上のことをきちんと論じた上で、自分自身の主張へとつなげている。なるほどなと思った。私自身の場合は、これをそのまま踏まえるわけにはいかないだろう。だが、充分参考になる。私の主張を論じるために必要な前段階の部分を、私自身も綿密に論じていかなければならないことだけは十分に理解できた。
 それを基に構想マップを描き始めた。まずは書かなければならないテーマを単語レベルで書き出すところから始めた。いくつかのキーワードを並べ、まだまだこれを広げていこうとしたところで、今日は時間切れ。1日しっかり時間を取れるのは今日くらいなのに、なかなか仕事量が増えない。困ったものである。
 とりあえず、やるべきことの端緒の第一歩くらいは踏み出すことができたので、良しとしようではないか。この仕事を終えるためにはポジティヴ・シンキングで臨まないと、到底たどり着けそうにない。

 そんな中、この本を読み終えた。

ぼくの住まい論

ぼくの住まい論

 最後の「ぼくの住まい論」という章は、内田樹の最近の論のダイジェストのようで、非常に面白く読んだ。日本は日本国内という市場を相手に商売をすべきであり、海外の何十億というマーケットでトップシェアを取らなければ敗退するという商売のやり方はどこか間違っている、とか、私塾的な集まりによる教育の可能性とか、興味深いことをいくつも書いている。その前までの「凱風館」建設までの内容も非常に面白かった。
 こんな本を気楽に読み続けたいなぁ。