相変わらず忙しい日々である

7月15日

 この日は新潟県高等学校図書館協議会の県幹事会を開催した。本校を会場として、新潟県内10地区の司書教諭部会・司書部会の幹事長が一堂に会し、最初の県幹事会を行った。何はともあれ、この会が行われたことを素直に喜びたい。組織が何とか形作られ、動き始めていることを目の前に見ることができた。4月当初からこの組織を0から立ち上げてきた。そして、何とか形はできあがったわけだ。今年の目標はこのことだったから、とりあえずは喜びたい。
 部会や全体会などで、各地区における困難な状況が明らかになった。もちろん、各高校においても困難な状況はあるだろう。図書館教育や図書館運営に対する無理解や立ち後れは明らかである。かといって、すぐに改革していくのもこれまた難しい話だ。司書部会で部会長が確認したように、「できるところから少しずつ」をモットーに、10年、20年をスパンに活動していくべきだろう。
 私は文化部の顧問であったことが多いので、高等学校文化部連盟の立ち上げを見ている。この組織も、立ち上げ時はどうなることやらと暗中模索も状態であった。だが、先日の美術・工芸、書道部会に参加して、高文連がしっかりと動いていることを目の当たりにしてきた。図書館協議会もそのような形になってくれればと思う。マンネリ化は避けられないかもしれないが、マンネリになるほどしっかりとした組織に成長していって欲しいと願う。
 さらにその後で青山同窓会の運営に携わった。年に1度の大同窓会である。OB職員は借り出されて、縁の下の力的仕事をする。私もフラフラになりながら何とか役割の一部をこなす。

7月18日

 この日は私の通う集会の特別子ども会が行われた。日曜学校の特別版である。新潟市内だが少し外れた舞平公園という場所を会場にし、併設の体育館を借り切って集会を行った。
 気温が鰻登りに上がる非常に暑い日だったが、屋内であるのと、幸いに風が少しあったので、まあ何とか過ごせた。それでもエアコン無しで1日を過ごしたので、少々グロッキー状態である。
 それでも、子どもたちに対して聖書の福音が分かりやすく伝えられ、紙芝居などでイエス様のことを語る。幼稚園児くらいからこうした話を聞けるのだものなぁ。クリスチャン・ホームの子どもたちは恵まれている。
 その後ゲームなどをした。ゲームは借り物競走で、私はチームのメンバーに指名されてしまい、大人げもなくはしゃぎ回ってしまった。おかげで筋肉痛である。今回はこれ以外はあまり動かないようにした。体力の消耗も心配だったが、何しろ暑かったからね。他の方々はドッジボールなどをしていたが。
 その後屋外に出て、スイカ割りをする。いやはや、今年もすべてが守られて、特別子ども会を終えることができた。

7月19日

 今日は現代文が1クラス、古典が2クラスあった。現代文は村上陽一郎先生の評論を読む。見出しが付いていて意味段落は明確なので、意味段落ごとに要約の練習をさせる。形式段落の中心文(トピック・センテンス)を見つけさせ、それらをつなぎ合わさせて意味段落の要約文を作成させた。こうした要約の練習すら、授業ではあまり扱うまい。今回はこれらのことをきっちり練習させることを目標にしている。
 古典は「四面楚歌」を終えていく。7組では次の項王の最期の場面に入った。夏休み前最後の授業なので、一気の終わってしまおうと思ったが、説明しているうちにどんどん時間が過ぎ、結局3分の1程度しか終わらなかった。
 そろそろ夏休みの準備である。夏休みに流行るべきことが目白押しだ。ちっとも休めないが、頑張っていこう。