評論も終盤になってきた

 5組での授業。このクラスは、他が3時間というぎりぎりの中で鷲田清一の評論を読んでいるのだが、唯一4時間のコマがあり、比較的余裕を持って授業を進められる。今日はその3時間目である。他の3クラスよりは少し遅れているので、第2段の中程あたりから説明を始める。そのまま第3段の説明へと進んでいった。この鷲田の文章は第1・2段の解釈がなかなかに難しいが、第3・4段は表面的にだけなら比較的容易にたどっていける。よって、私が作成した読解プリントも本文の流れをそのまま追い、要所要所の本文の箇所を抜き出せばよいようになっている。5組は時間に余裕があるので、一つ一つ生徒に質問して答えさせ、確認していった。せめてこれくらいできれば、まだ理解はできるのかもしれないね。
 明日からは他のクラスの最後の授業が始まる。第3・4段を1時間内で説明することになる。でも、多少は発問ができるかな。