東京に行っていました

 連休であった。この連休は、毎年恒例になっている東京での聖書学び会に参加してきた。日曜日と月曜日である。今年も家族全員で参加することができた。ただ、そのように決めたのは後のことで、最初は私一人で行くつもりであった。そのため、私は集会の皆さんと行動をともにし、家族はパック旅行で行くということになってしまった。
 さて、家族は日曜日の朝6時から出発した。まだまだ真っ暗な中、幼い子どもたちはよく起きて旅立ってくれた。おかげで我々の負担はだいぶ少なくなった。妻に後で話を聞くと、子どもたちは幼稚園児も含めて新幹線の中では一睡もしなかったのだそうだ。そして、東京の集会に出席した途端に眠ってしまったのだとか。彼らは本当に新幹線が好きだね。
 私は午後3時40分頃の新幹線に乗る。私は、ここ連日の夜中までの作業による寝不足を少しでも解消するため、新幹線の中ではなるべく眠るようにした。おかげで、この日の夜の学び会は、体調は万全であった。
 幸いな1日目の学び会だった。二人の兄弟が立ち、クリスチャンの生活が聖められなければならないこと、そして兄弟姉妹が互いに愛し合うべきことを教えられた。今回はこのクリスチャンの歩みの聖別というテーマがずっと鳴り響いていた学び会となった。
 その夜は兄弟姉妹と一緒にホテルに泊まる。しかし、どうしてホテルというのはああ暑いのだろう? 翌日のために早く休もうとしたのだが、ベッドに入っても暑くて、結局なかなか眠れなかった。これが、翌日の絶不調の原因となったのだろう。
 翌11日は一日中学び会である。5人の兄弟によって、様々な方面から聖書のみことばが学ばれた。みことばを宣べ伝えるべきことについて、みことばを信じるべきことについて、午前中に学ばれた。午後の最初は福音集会である。放蕩息子の箇所から福音が語られた。そして再び学び会。イエス様の行われた「五千人の給食」の奇跡について、その中でも少年の役割について学ばれた。最後は次世代の若い兄弟姉妹の成長について学ばれた。幸いな学びの数々であった。
 しかし、この午後あたりから私の体調が変調を来す。倦怠感と動悸・息切れがやってきたのである。そのために、午後は話された内容があまり十分に頭に入らなかった。また、帰途についたが、新幹線の中でほとんど眠っていた。昨夜の寝不足が影響したかなぁ。
 というわけで、幸いだったものの、個人的には不全感の残る今年の東京の聖書学び会であった。