転任者が去って行く

 今年は小規模だったとはいえ、本校にとって大切な働きをし続けた職員が去っていくことになった。我々がドタバタと移動作業をしている間に、一人、また一人と挨拶をして転任者が去っていく。やはり寂しいねぇ。新たな出会いのためにはお別れをしなければならない。摂理とはいえ、寂しいことだ。
 徳に今年は、私にとって関わりの深い3人が転任していく。1人は国語科の同僚。大変力量のある人で、彼にはさまざまなことで支えてもらった。前の学年の時にも授業を持ってもらい、一緒に頑張った。本当にお世話になりました。
 もう1人は私の同級生。そしてしかも昨年から一緒に担任団に入っている。しかも、我々は同じクラスになったことがないのに、実は同じ部活動だったのだ。そんな縁の深い彼が去っていった。残念だなぁ。
 最後の1人は昨年赴任した新採用の人。そして、私の昨年のクラスの副任であった。この方はとにかく生徒に好かれた。それも道理、教え方が抜群に分かりやすいのだ。そして、普段から謙虚な態度がとても好感が持てる。しかし、新採用のルールで、2年で転任することになった。最後に挨拶に来たとき、彼女の教科指導教員と二人で泣かせてしまった。私も泣いてしまったけれど。新赴任先では担任だそうな。きっとよい仕事をしてくれるだろう。お元気で。