山月記の授業

 3組での授業。前回音読を終えているので、今日は場面分けをする。その際、元となった『人虎伝』のことを紹介し、その『人虎伝』と『山月記』の内容の異同についても少し触れる。こうしておくことで「山月記」自体への興味を引き起こし、作品を読み解いていこうとするための布石である。
 「山月記」には、前回2年生を持った時に作ったプリントがあるので、それを若干手直しして生徒に配っている。それを埋めていくことで作品世界を読み解こうとしている。このように前回の資料が使えるのは非常にありがたい。定番教材の良さはこんな所もあるのかな。