「マルジャーナの知恵」の授業

 7組での授業。今日は昨日配布した内容確認プリントを使って、まずは本文を8つの部分に分けての小見出しを付けさせることから始める。小見出しを付けるというのは「カテゴリー化」の実施であろう。確かに評論文を読み解く上で、文章を部分に分けて、それをカテゴリー化することは大変大事だと思う。「カテゴリー化」については、以下の書籍で学んだ。

国語教室のマッピング―個人と共同の学びを支援する

国語教室のマッピング―個人と共同の学びを支援する

 冬休みの勉強の成果である。もっとも、まだこの本は読み終えていないどころか、本の入り口を読んだだけである。それでも、「カテゴリー化」がマッピングには重要だという指摘は、納得である。
 その後、第1段の詳細な読解に入る。生徒には時間を取って問題を解かせ、その後で答えを確認するような形で読解を進めていった。しかし、まだまだ深い読み取りが十分にはできていない。まあそうだろうね。自分たちで問題を解いて、それで完璧なのならば、教員なんて必要ないかもしれない。そうした彼らの考えを引き出し、修正し、導くのが教員の役目であろう。