『舞姫』の悪因ランキング

 その中で、先週の現代文は7組と9組で『舞姫』の悪因ランキングを行った。『舞姫』の登場人物9人(種類)を結果に対する悪因順にランクづけするものだ。
 授業のほぼ半分を個人作業とし、生徒がそれぞれ個人でランクを付け、理由をメモさせておく。その後で、3人ずつの班を組み、その中で話し合いをさせて、班としてのランキングを決定させるのだ。この際に注意すべきことは「同位を認めないこと」「班としてのランキングを確定させること」である。この活動は班の中での話し合いが命である。したがって、話し合いを促進させるためにはあいまいな妥協は許すことができない。
 授業は予想通り活況を呈した。7組も9組も全ての班がほぼダレることなく活発に話し合いをし、ほぼ全部が班としてのランキングを完成させた。30分間の時間を取ったのだが、話し合いの声が途絶えることがなかった。やはりこの方法はいつも成功するのだね。こうした実践を積極的に行っていくべきだ。