最後の骨休め?

 昨日、三男は幼稚園の運動会の代休だったため、私も振替休日を取って、三男と一緒に遊びに出かけました。私には珍しい行動です! (^_^;)
 当初は彼が「遊園地に行きたい!」と言っていたので、そのつもりでいました。しかし、雨が降りそうだったので、代わりに屋内プールで遊ぶことを提案していました。当日の朝、雨は降っていなかったのですが、三男は断然プールに行きたい! とのことだったので、吉田町にある「ビジョンよしだ」という屋内プールに行ってきました。ここは屋内プールがあると同時に、屋外の屋根の着いた場所に大きな遊具があるのです。そこで、午前中はその遊具で遊び、午後は屋内プールで遊ぶことにしました。彼は、意外にも遊具ではそれほど喜んでは遊びませんでした。何しろ彼と私の二人しかいないせいなのかもしれません。その代わり、午後の屋内プールでは彼は大はしゃぎ! 流れのあるプールと幼児用プールの間を行ったり来たりして、たっぷり2時間を遊び続けました。驚いたのは彼の泳ぎの上手さです。ゴーグルを着けてとはいえ、水の中に入るのを恐れず、少し泳いだりして楽しんでいました。浮き輪を持っていったので、それにつかまったりしましたが、浮き輪無しでも十分に楽しんでいました。いやぁ、意外でした。こんなに泳ぐことが好きで得意なら、これからも続けさせようかなぁ〜と思いました。
 参ったのは私です。2時間の遊びにほぼ付き合い、終わり頃には私はフラフラしてしまいました。その後はお風呂に入り、少し休憩し、帰りに別の公園に寄ったりして、三男との一日を楽しみました。こうした機会はあまりないので、たまにはよいかなと思います。これからは、たとえ休日でも私の予定が詰まっていたりするので、彼と思いっきり遊べるのは今年は最後かもしれません。良い時間を持てたと思います。

後期オリエンテーション

 本学の幼児教育学科は今日、後期オリエンテーションを行いました。午前中は2年生、午後は1年生が久しぶりに登校し、オリエンテーションを受けました。
 およそ1ヶ月と10日ぶりの登校です。新潟市の空はどんより曇り、小雨や本格的な雨が降ったりしていました。その中で、久しぶりに学生たちの顔を見、その声を聞くことができてよかったと思います。後期に向けての諸連絡をし、後期の授業登録をさせました。
 私は、後期の授業においていくつかの「冒険」をしてみようと思っています。私が担当する科目は主に3種類なのですが、それぞれに昨年までにはなかった要素を加えようとしています。これらの新要素は自らが企画した公開講座及び全国保育者養成セミナーでの見聞が元になっています。こう考えると、この夏期休業中の成果はまあまああったと言えるのかな、と思います。
 実は、休業中に進めようとしていたことは(相変わらず)ほとんど進みませんでした。意外に雑務があって、それに時間を取られてしまったこともありました。よって、私的には低評価の夏期休業ですが、成果としてはまあまあだと言えます。
 一般的に見て、読書で得られる情報を1とすると、人に会って話を聞いたり研修に参加したりして得られる情報は10、自分で企画して得られる情報は100くらいあるような気がします。今回は読書以外の方法で得た情報を元に授業改善の試みができそうです。
 そうした新しい試みの授業を、今日会った学生たちはどのように受け止め、またどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、とても楽しみです。そのための準備にいそしまなければなりませんが……。頑張ります。

「絵本探究」の準備

 先月、盛岡市で行われた保育士養成セミナー・研究大会に行ってきました。その研究大会で聞いたポスター発表の中に、「絵本探究」を授業に取り入れている帝京大学の杉本先生のものがありました。その発表を聞いて、私はリーディング・ワークショップとの関連を強く感じました。
 杉本先生の行われたものは、
 1)あらかじめ選んでおいた6冊の絵本をじっくりと学生たちに読ませて気づいたことをまとめさせる
 2)6冊から1冊を自由に選ばせてグループを組ませて絵本について発見したことや感じたことを話し合わせる
 3)絵本の作者や時代背景などを参考資料をもとに調べさせる
 4)グループでまとめたものを発表させる
といったものでした。この、学生たちにじっくりと読ませるところと6冊とはいえ、その中から自由に選ばせて探究させるところがリーディング・ワークショップと似通っていると思ったのです。
 そこで、後期の1年生向けの授業の中でこの「絵本探究」をさせてみようと思っています。杉本先生のノウハウをお借りし、私なりのアレンジを加えて、4回くらいをかけて授業をしてみたいと思います。今日、本学の図書館司書と相談して、絵本の複本を用意できるかどうか聞いてみました。なかなか微妙なところでした。もしダメなら市立図書館と相談しようかなぁ。
 杉本先生が選ばれたのは次の6冊です。帝京大学杉本真理子先生、まことにありがとうございます。大いに参考にさせていただきます。

もりのなか (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

もりのなか (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

またもりへ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

またもりへ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

おじさんのかさ (講談社の創作絵本)

おじさんのかさ (講談社の創作絵本)

 これらの絵本は、先生がこれまでの実践を踏まえ、学生たちが探究しやすいものをということで選ばれたそうです。私も、まずはこれらの絵本でやってみたいと思います。
 私が今年、学生たちに個別の実践発表をさせたところ、学生の大半は絵本の読み聞かせをしました。彼らの選んだ絵本は、よくもまあダブらないものだと思うほどさまざまなものでした。しかし、上記の6冊の中から選んだ者はあまりいませんでした。しかし、これらの絵本はやはり幼児教育に携わる者は一度は触れるべき本だなぁ、と思います。そうした意味でも、この「絵本探究」の授業は意義深いのではないかと思っています。
 まあ、どうなりますでしょうか。実際に授業を初めてみて、学生たちがどのように動いてくれるか、です。私はお膳立てをして、後はファシリテートし、カンファレンスに努めようと思います。

充電の日々

 後期の授業開始まであと10日ほどとなりました。やるべきことは目白押しなのですが、ついつい自分の充電に時間を費やしてしまいます。どうもよくないなぁ〜。(^_^;)
 昨日は長岡の集会に行って、聖書の特別学び会に参加しました。二人のクリスチャンの方が午前と午後、それぞれ2回ずつ学んでくださいます。良い時間ですね。天候がはっきりせず、暑いのか寒いのかはっきりしないぐずついた気温であったため、やや過ごしにくかったです。しかし、学びの内容は幸いなものでした。お二人のアプローチが本当に対照的で、興味深かったです。いろいろと個性があるものだなぁと思います。
 今日は出勤して、来週に迫ったゼミ旅行の計画をゼミ長と立てていました。夏休み中なのでゼミ員も十分に集まることができず、相談もしづらい状況でした。そこで私も少々出しゃばってお手伝いをしました。これで何とかゼミ旅行も実現できそうです。
 今日は新潟市は大変肌寒い気候です。終止ぐずついた天気で、気温も20度くらいまでしか上がらない様子です。私にとっては過ごしやすいのですが、急に夏の暑さが終わって、体がついていけない感じです。おかげで少しバテ気味。体調管理をしっかりして、後期の準備に当たろうと思います。

振り回された日

 昨日はほぼ1日、子どもに振り回されました。
 私にはまだ幼稚園児の息子がいます。昨日、その彼は朝、なかなか起きられませんでした。そのせいか、ようやく起こした後もぐずぐず言い、「幼稚園にはゼッタイ行かない!」と駄々をこね始めました。私はとりあえず午前中の予定はなかったので、仕方なく彼に付き合い、気が紛れるまでと家にいました。しかし、とうとう彼の意志を変えることはできませんでした。そこで、幼稚園には欠席の連絡を入れ、彼が「一緒に行きたい」と言うので、私の研究室に連れて行きました。そこで昼食を食べたり、彼お気に入りの恐竜の動画をYouTubeで見せたり、なんだかんだと時間を過ごしておりました。その後、中学校の先生方との指導案検討会に出席しなければならないため、家内も連れ出して出先に行ってきました。
 結局、どうやら彼は幼稚園の友だちとトラブルがあったようです。一昨日に友だちから嫌なことを言われ、その時は謝ってもらえたものの、彼としてはその嫌な気持ちがぬぐえなかったのでしょう。幼稚園に行くこと自体に嫌悪感を持ったようですね。まあ、無理に行かせずに,たまには心を休ませるのもよいかと思って対応したのですが、よかったのかな。
 寝不足もあったのでしょう。また、長男が火曜日に進学先に行ってしまい、長男になついていた彼にとってはそれも心の不安定につながったのかもしれません。FaceTimeで長男とテレビ電話をした際、彼は泣き声になっていましたしね。今年は、長男が家を出て行って初めての夏休みでしたから、家族全員の心にいろいろと波風の立ったことなのでしょう。私も含めて。

授業準備の本格的開始

 今日は三男は無事幼稚園に行きましたので、私は通常の出勤です。後期の授業準備を本格的に開始しました。これまでも少しずつ考え、用意はしてきました。しかし、来週は祝日が何日かありますし、後期オリエンテーションもあるので、自分でじっくり考える時間を持てる日数はそう多くなくなってきました。そこで、少し本腰を入れて整理し始めました。やはり、実際に書いてみると準備の不備が見えてきます。考えているだけでは分からないことも分かってきます。やり始めてよかったなと思います。さらにブラッシュアップしていこうと思います。

教科書を変えると大変だ

 そろりそろりと後期の授業準備を始めました。やりたいことはたくさんあるのですが、まずはその中でも「必ずしなければならないこと」を優先に……。業務管理を自分でしなければならないので、なかなか大変です。
 今回の一つの挑戦として、2年間使い続けた教科書を別のものに変更しました。新刊の見本が送られてきて、パラパラ見たところ私の扱いたい内容がかなり網羅されているものだと思ったので、思い切ってそちらに変更しました。そして、今日はその本を少しずつ読み進めながら、授業準備をしていこうとしました。しかし、読み進めてみて、これはけっこうな手直しが必要だなということが分かりました。
 私の授業はMacKeynoteで作ったスライドを中心に進めていきます。このうち、今回教科書を変えた科目はかなり教科書の内容に準拠したものです。そのため、教科書を変えればKeynoteの内容も変えねばなりません。今日、改めて昨年のKeynote資料の内容と新しい教科書の内容とを見比べてみて、けっこうな違いに驚かされたわけです。いやぁ、困ったなぁ。ここまで違うとは……。というわけで、しばらくは新教科書を確認しながら、Keynoteの作り替えに腐心しなければなりません。

ラノベジュブナイルの変形かな

 そして、今日は1冊の本を読み終えました。新潟市立の図書館から借りたもので、ちょっとラノベ風なものなのですが、これです。

 Amazonでふと見かけてレビューを見て、悪くないなと前から思っていたものでした。購入する前に図書館で借りたらいいやと思い、借り出して読み出したところ、これは私の趣向に合っていました。純然たるラノベではないのでしょうが、表紙がいかにもラノベですね。ただ、挿絵は一切つきません。シャーロック・ホームズコナン・ドイルによって書かれているような時代、ある貴族の兄妹と兄の寄宿舎時代の後輩の3人が織りなす、古典作品の内容を踏まえたミステリーものです。『ビブリア古書堂の事件手帖』と似た趣向のものですね。ビブリアほどには構成が緻密ではありませんが、軽く読むにはよいものです。さっそく第2巻も図書館に予約しました。
 私は、実はラノベがまあまあ好きなのです。何でもかんでもではなく内容は選びますが、でも決して嫌いではありません。これは長男の影響ですね。彼がはまっていたアニメの原作をふと読んで以来、好みになりました。私は元来、ジュブナイルが好きなのです。『時をかける少女』に思いっきりはまったものです。かつて、NHKで「少年ドラマシリーズ」というのを放送していて、私はこの番組の大ファンだったのです。そのせいか、ジュブナイルは私の主要な読書ジャンルの一つです。ラノベは、内容を選びますが、このジュブナイルの変形ヴァージョンと考えてもよいのかな、と思います。
 特に心的エネルギーが枯渇しているとき、この手の読み物は心を慰めてくれますね。今の私にはとても必要なものです。図書館から借りてから数日、時間を惜しんで読み進めました。こんなことは久しぶりです。よいことだな、と思います。

長男の帰省/ゼミ旅行の準備

 私の家に、8月中旬頃から大学1年生の長男が帰省しています。彼が今日、進学先の地へ戻ります。およそ1ヶ月間滞在していたわけですが、過ぎてみると何だかあっという間でした。
 4月から8月まで彼のいない4ヶ月を過ごしました。家族の1人が外に出て行くということは今まで経験しなかったことでした。彼が進学先に落ち着き、我々が車で帰宅するとき、言いしれぬ寂しさを覚えたものです。しかし、その寂しさも怒濤の前期の毎日を過ごしている中で、いつしか紛れておりました。そして、彼が帰宅し、彼がいることが日常となり、下の子どもたちの学校が始まった後も、彼が家にいることに自然さを感じ馴染むようになりました。
 そして、また彼が進学先に出発します。それが当然のこととはいえ、やはり言いしれぬ寂しさが胸中に去来します。どうも私は、環境が変化することに対応するのが遅いのですね。でも、長男が帰ってきているという状況には早く馴染んだのに、その長男が去ることには対応しづらいというのは、やはり別の要因が働いていますかね。
 彼もまた、私に似たのか、環境に順応するのに時間がかかる方です。そのためか、大学の後期オリエンテーションは来週だというのに、1週間前から行く、と言います。まあ、私ならギリギリまで家にいるかな。私は自炊というものがほとんどできない人間ですので、少しでも食事を作る回数が減るならどんな犠牲もいとわないでしょう。彼は私に似ず、自炊に抵抗がないのです。大学が始まる前の1週間くらい、抵抗なく暮らすことができるのでしょう。まあ、行くのが面倒だとか言っていますから、それなりの面倒さは感じているのでしょうけれどね。
 ともあれ、今夕に彼は進学先に帰ります。親としては心配なことは多々ありますが、そのように一人で大学生として生活していくことは彼にとってよいことがたくさんあると信じています。頑張って欲しいと思います。そして、残される私も頑張らねば。最近、精神エネルギーがやや枯渇し、頑張る気力がなかなか出てきません。それでは困るので、奮い立たせています。しかし、無理することなくやっていこうと思います。長男もそうであって欲しいな。
 さて、今日は私のゼミで行おうとしているゼミ旅行についていろいろ調べていました。この月末に出発する予定なのですが、夏休み中であるせいか、ゼミ生たちの動きが止まっています。確かに彼らは実習やら自主実習やらで忙しいのです。今回は私の都合で夏休みの最終日に旅行をすることを計画しました。しかし、夏休み中に行うのは難しいですね。学生たちは夏休み前に旅行の準備を全て整えるべきなのですが、その時期は前期試験期間と重なります。どうしても意識がそちらに持って行かれるのは無理ないことでしょう。
 そうは言っても、旅行実施まで20日を切りました。本来は学生たちで全てを計画し、準備させ、実行させるのですが、今年は私の都合でこの日程にさせたところもあるので、私が少々動こうかな、と思っています。交通手段やら見学先への問い合わせやら、少しお節介を焼いています。まあ、今年だけかな。それとも、ゼミ旅行自体を見直していくべきなのかな。いろいろ考えていかなければなりませんね。