明日から後期の授業開始

 いろいろな大学の先生の話を聞くと、すでに後期の授業が始まっている大学が多いような気がしますが、すみません。私は今日まで夏期休業中です。そして、いよいよ明日から後期の授業が開始します。10月から1月末まで、また毎週の格闘が始まります。ちょっと武者震いします。
 後期は2つの科目が新しく始まります。言葉指導法?と国語です。どちらも1年生向けの授業です。そして、どちらも少々私のこだわりを入れ始めた授業とするつもりです。前期はともかく短大という新しい職場環境に慣れることを第一に考え、授業は前年度の担当者からいただいた資料の通りにやっていました。しかし、後期の授業は私なりの考えを入れて行いたいと思っています。とはいえ、授業内容を勝手に変えることはできません。内容ではなく授業方法に私のこだわりを導入します。
 その一つが「ファシリテーション・グラフィック」です。言葉指導法?において、学生同士の話し合いをさせる際にファシリテーション・グラフィックを取り入れようと考えています。ファシリテーション・グラフィックに出会って4年が経っています。その間、いくつかの実践を行い、ファシリテーション・グラフィックの有効性を確認し続けてきました。それを自分の授業に活かさない手はありません。また、授業に活かすことによって、ファシリテーション・グラフィックの更なる可能性を探っていきたいと思います。
 もう一つが「ライティング・ワークショップ」です。これまたその存在を知ってから5年が経ちました。しかし、こちらの方は高校の現場ではなかなか導入することが難しく、いつかは思う存分この方法を導入した授業を行いたいと思ってきました。また、私の教える短大生に「表現する」ことの楽しさ、意欲、そして表現することによって自分を開いていく・変化していくことの興奮を知ってほしいと願っています。そのためにはライティング・ワークショップは最適です。国語という科目においてこれを取り入れようと考えています。
 通年の授業である教養?(国語)も、今までとはやり方を変えたいと考えています。できるだけ学生の実践的な力になる授業をしたいです。そのための方法を模索しています。
 後期は私にとって冒険となる授業が待ち受けています。挑戦していこうと考えています。