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少しずつ回復に向かっています

 4月末に突然、顔面神経麻痺を患いました。およそ2週間以上、顔の左半分が全く動かなくなり、ずいぶんと辛い思いをしました。瞬きをしないので目が乾いたり、ものを食べたり飲んだりする際にうまくできなかったり、結構な苦労でした。一番辛いのは、気力がなくなることです。特に講義に出てしゃべったりすると、顔の左側が動いていないのがよくわかります。特に笑う時にその不自然さを自覚します。その自覚を重ねていくと、次第に無気力になってしまうのです。いや、これは辛かった。
 しかし、今週に入ってから、ふと左側の頬がわずかながら動くことに気づきました。左の口角を上げようとすると、わずかに動きます。家人によると、左目が瞬きしているそうです。それから日が経つごとに、さらに顔面左側の各部が少しずつ動くようになってきました。まだしゃべったり、笑ったりした時には動きが鈍いために、左右のバランスが全くとれていませんが、それでも静かにじっとしている時の違和感はだいぶ薄れてきました。いやぁ嬉しいものです。
 まだ完全回復とはいきません。おそらく、3割方の回復、といったところでしょうか。それでも、何も動きの見えなかった先週に比べれば雲泥の差です。顔が動くということが、こんなにも人の精神に影響を与えるものなのかと思います。顔の哲学的意味を考え直したりできそうです。
 Facebook上でたくさんの方から労りや励ましの言葉をいただきました。心身が弱っているとき、それらの言葉は本当に身にしみて嬉しく思いました。皆様、どうもありがとうございました。もう少し時間がかかりますが、少しずつ回復に向かっています。
 しかし、ちょっと体を動かしたり、講義を終えて来たりすると、ぐったりと疲れてしまいます。まだ体は弱っているのでしょう。慌てず、休みつつ、治していきます。