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音読バトルと緊急アンケート

 今日の授業は3コマ、現代文が1つと古典が2つである。55分授業を採用している高校の多くは時間割に「移動ゴマ」というシステムを用いている。土曜日の午前に3コマ分あると仮定して時間割を組み、その3コマ分を月から金の曜日のどこかの午前中または午後と入れ替えるのだ。こうすることで何のメリットがあるのか実はよく分かっていないのだけれど、今日はその移動ゴマの初めて行われた日である。そのため古典の2コマは同じクラスとなった。遅れていたクラスなので、一気に取り戻すことができてありがたい。
 この古典の1コマ目は「音読バトル」である。生徒を起立させて音読を全員一斉に行い、つかえずに早く読み終わった者から座る、という方法である。私はこの音読バトルを行う際、ほとんどプロレスの試合のようなアナウンスをして場を盛り上げようとする。「Ok, Everybody, Please stand up!」という掛け声で生徒を全員起立させる。そして「Now, Ladies and gentleman. This is "ONDOKU" battle! Ready, go!」てな感じでスタートさせる。「音読」の英訳は"Read aloud"あたりなのだろうか。その辺はわざと「音読って英語でなんていうんだっけ?」と生徒に聞いて笑いを狙ったりする。全く教師というのは一種の興行師である。いや実際そうである必要があると思う。
 2コマ目は「すさまじきもの」の口語訳と解説をし始める。このクラスでも助動詞「たり」を完了か存続か正確に見分けて訳すということが十分にできなさそうだった。そこで、「たり」を完了か存続かどのように見分けるかを解説する。その後で本文のその箇所を板書し、この場合は存続で訳したら良いか完了で訳すべきかを隣同士で話し合わせる。その結果を「緊急アンケート」と声をかけて、二者択一で生徒全員に手を挙げさせる。ちゃんと全員が完了と正しく判断することができた。この「3年○組緊急アンケート!」も私のよく用いる手法である。アンケートであると言うことで、二者択一の判断に対する心理的緊張を少しでも和らげようという意図である。でも、あまり効果はないかな? (^_^;)