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卒業式

 3月1日には全日制第65回、第121回生の卒業式が行われた。新潟市は残念ながら曇り空。午後から雨になってしまった。それでも、大雪にならなかっただけ良かったかな。この3年間、ずっと過ごしてきた3年生たちがついに今日、卒業する。とはいえ、来週にはまた数人が指導を受けに来るのだけれど、それでもやはり彼らが一堂に会するのはもうこれが最後である。ずいぶん早いなぁ。そんなに早く追い出さなくても良いと思うのだけれど。2年前から勤務校の学校行事は大改革が進み、卒業式がこんなに早くなってしまった。
 アリーナでの卒業式は立派なものだった。ずいぶん寒かったけれどね。担任たちの呼名も事なきを得、学校長の式辞、在校生の送辞も難なく進んだ。しかし、圧巻だったのは卒業生答辞である。我々の学年の生徒会長、K君はこうした行事のたびにスピーチをしてきたが、今日の当時はそれまでの集大成のような圧巻の内容のものだった。文章の内容は事前にチェックをしていたので理解していたが、それを声に出して読む、その魔の取り方や抑揚の付け方が実に内容にマッチし、雄弁だった。3年前の卒業生の時の答辞も素晴らしかったが、今回も本当に素晴らしかった。彼は受験結果がまだ確定しておらず、この時期の答辞の準備は大変だったろうに、それでも彼にしてやはり良かった。
 私が副任をしているクラスに行って、最後のLHRに出る。担任は、まず副任の私に挨拶をさせ、次に自分が挨拶をし、最後に生徒たち一人一人にスピーチをさせた。これはいいね。自分が最後じゃないから、「ぐっ」と来ることを極力避けることができるだろう。次に卒業生を送るときにはこうしよう。何しろ、3年前も6年前も、最後のLHRでは涙が止まらなくて、まともにしゃべることができなかったからなぁ。最初に副任として挨拶したが、それでも「ぐっ」と来そうになって危なかった。何とかこらえて、彼らに別れを告げることができた。その次の担任の話も良かった。生徒一人一人のスピーチも良かった。単に「ありがとうございました」だけでなく、ほとんどの生徒が他に一言を添え、それが感謝の言葉だったり、ユーモアのある言葉だったりして、たいしたものである。良いLHRだった。最後は応援歌の「丈夫」で締めたのも良かったね。
 その後で書道部のお別れ会にも出席した。今年はずいぶんあっさりとして、卒業生たちの言葉もなく、在校生からの言葉もなかった。我々顧問二人の贈る言葉のみ。後は写真撮影大会となった。何しろ3年生が18人いて、1、2年生を合わせても多いのだからね。彼らが卒業すると寂しくなるなぁ。