着々と時は過ぎていく

 今日の授業は2コマであった。どちらも理数科。現代文と古典だったので、私としてはちょうど1回分すべての問題について解説したことになる。
 今年の授業もあと明日の1コマで終わりである。もっとも、来週からは冬期講習があり、来年7日からはまた授業が再開されるので、さほどの感慨はないけれど、それでも1年の終わりが近づいてきていることをしみじみと思う。果たして、今年はどんな挑戦をすることができたかな?
 授業の後は職員会議があり、その後で職員一同が介しての卒業アルバム用写真撮影があった。これで9回目になる。この高校で、しかも母校で、9回も写真撮影をしてもらえたことに喜びと、寂しさをも感じる。やはり、今年の一瞬一瞬が、この高校での最後の時なのだという感覚を持つせいだろうか、いつもよりも年の終わりがしみじみと感じられる。
 それだというのに、先週来の風邪がどうもすっきり治らない。喉に胆が詰まっているような不快感が四六時中残っており、非常に苦しい。むろん、医者に行って薬をもらってきているのだが、どうも治らない。十分に体を休めていないせいかなぁ。今週末からは身体を酷使する日々が始まるので、その前に治しておきたいね。
 その日々に備えるためにも、Macの注文が急がれるところである。実は、新しいiMacを注文したのだ。しかし、ずーーーーーーーっとMacBook Airとの間で悩みに悩み抜いていた。そして、iMacを注文し終えた後で、友人に相談したところ、書斎の机の前で作業をするだけならiMacでもいいだろうが、教員の仕事はそのような性質のものではないので、ポータビリティのあるMacBook Airを勧めるとアドバイスされた。これは「なるほど」であった。確かにコンピュータとしての豪華さや機能の揃っていることから言えばiMacの方がよいだろう。しかし、教員の仕事を考えるとMacの環境をどこにでも持ち出せることは必須である。そこで、せっかく注文したiMacをキャンセルし、改めてMacBook Airを注文した。下記の機種である。

APPLE MacBook Air 1.8GHz Core i5/13.3/4GB/128GB MD231J/A

APPLE MacBook Air 1.8GHz Core i5/13.3/4GB/128GB MD231J/A

 画面は13インチ。私はそれほど頻繁に持ち出しをしないので、なるべく画面の広い方がよい。目が弱くなってきたこともあるしね。SSDは128GBのものである。これに加えて、外付けハードディスクとApple USB SuperDriveも注文した。私にはまだまだ光学式ドライブは必須だ。これに、AirMac Extreme ベースステーションがあればもっとよいのだが、とりあえずは上記の3点でやってみよう。すでに予算ぎりぎりだしね。
 それにしても新iMacの人気はすさまじいようだ。価格.comで価格をずっとリサーチしていたのだが、火曜日の午前中は10円単位で値下がりして、95,000円を割り込んでいたのに、14時頃から上昇に転じたかと思うと、あっという間に98,000円台まで上がってきた。おそらく人気が高いのに、新しく物が入荷しないのだろう。値段が高くても売れると踏むと、業者というのはどんどん値上げしていくものだ。今現在では10万円をとうに超えている。Amazonでの価格は、Appleストアの値段よりも高い。
 確かに、素晴らしいMacだものね。魅力的なのは分かる。正直、私もまだ少し後ろ髪が引かれるものがある。でも、Airもきっとよいだろう。そして、私の仕事をさらに広げてくれるだろう。末永く使っていきたい。