青山祭2日目

 今日は一般公開の日である。生徒たちはそれぞれに趣向を凝らした展示や発表を行っている。我が書道部も恒例の巨大書作を成功させ、これまた良かったことだ。
 私はこの間、ひたすら博士論文の執筆に専念する。と言いたいところだが、相変わらず医学部を推薦で受験する生徒たちの志望理由書を添削するのに追われ、机に座っていた時間のおそらく半分以上をこの作業に費やしただろう。いやはや、時間が奪われる。
 また、私の子どもたちが青山祭を見に来たいと言い始めたようで、途中彼らがやってきたのに付き合い、1時間ほど一緒に1、2年生の展示を見に行く。縁日の展示をやっているクラスでは彼らは楽しめたし、お化け屋敷に入った時はだいぶ驚かされたらしく、娘はべそをかいて出てきた。(^_^)
 この間、6年前の卒業生たち2人に会った。向こうから声をかけてくれたが、雰囲気は少し変わってしまったけれど、何となくわかるものである。懐かしい。1人は県庁に勤め、1人は院生で、何と塾のバイトで我が長男を教えたことがあるという。ガンガンやってね。(^_^;)
 そんなこんなで今年の青山祭も終わった。生徒たちが満足したなら、まあ良いのではないだろうか。今年はミュージカルや劇を出し物にしたクラスが2年生を中心に多く、青山賞もそうしたクラスが獲得していた。まあ、縁日やお化け屋敷などがぞろぞろと並ぶような一時期に比べれば遙かに文化祭らしいとは言えるけれど、でもみんな横並びに同じタイプのことをやろうとするのはどんなものかなぁ〜。どうしてここで、人とは違うものをやろうというブレイク・スルーが生まれないのだろう。昨年やったことはブレイク・スルーだったが、今年になってそれと同じことをいくつものクラスがやってしまえば、それは月並みになってしまう。他に抜きん出る思考が欲しいものだ。
 さて、博論は未だに第1章を書き進めている。3分の2くらいは書けたかな。だが、明日からの2日間の休みを利用して2章まで書く予定だったのだ。大幅に遅れていると言えるだろう。まあ、幸い書く内容がなくて行き詰まっているのではなく、単純に書く時間を確保できないことが主たる原因だからまだ救われるけれど。
 これは11月の第2週末までという目標も怪しいなぁ。第3週に引っかかってしまうかもしれない。ともあれ、今の私は草稿の完成目指して突き進むしかない。とはいえ、来週の3、4日には秋田に行って聖書の学びをしなければならない。返す返すもタイミングの悪いことを引き受けてしまったものだ。いや、神様の働きが何をさておいても第一である。頑張らねば。でも、そのために遅れは避けられないけれどね。