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創立120周年記念式典

 今日は本校の創立120周年記念式典が行われた。こうした周年記念行事には今まで出会ったことがなく、それが母校で出会えたことは大変嬉しいことである。式典もなかなか立派なもので、良かった。
 午前中は2時間だけ授業をする。私は古典が1コマ。「若菜上」巻を終えてしまった。このクラスは水曜日から古典が4日間連続してあった。これだけあれば終わりますよね。情景描写に人物の心情表現や性格の表現が盛り込んである、なかなか読み応えのある文章だった。女三宮があまり好きではないので、この若菜巻はあまり好きではなかったのだが、今回の授業で自分自身は若菜が非常に好きになった。いやぁ、読んで良かった。次からは御法巻に入る。
 その後、SHRがあり、昼食を摂ったりしたあと、会場の「りゅーとぴあ」へ徒歩で移動する。全校生徒が徒歩で移動するのはなかなか壮観である。と同時に、そんな近くに立派な文化施設があることの恵まれた環境を思う。
 式典は13:30から17:00まで行われた。始めに式典があり、式辞やら祝辞やら生徒代表挨拶やらが行われた。会場のりゅーとぴあは音響がとても良く、人々の言葉が良く響く。
 その後、記念講演が行われた。本校の卒業生にして日本芸術史、文芸史、書道史に名をとどめる会津八一についての講演であった。大変素晴らしい講演だったのだが、聞いていて疑問に思うことがずっとあった。会津八一の偉大さは確かなんだろうけれど、それは何によって裏付けられているのかなぁ。研究者がそう思う、だけでは客観的な裏付けがないと思うのだけれど。文学ならば、少なくとも実際の文章がある。だが、美学という学問における主張の裏付けってどのようにして行うのかなぁ。ちょっと疑問に思った。
 そして、記念演奏会があった。本校の卒業生によりりゅーとぴあ自慢のパイプオルガンの演奏である。バッハやパッヘルベルモーツァルトラヴェルブラームスの曲が続く。私はこのパイプオルガンの演奏にむしろジャズの「スゥイング」感を感じてしまった。いやぁ、素晴らしい演奏だった。最後は卒業生の作曲家によって、本校の校歌・旧制中学校の校歌・8つの応援歌のメロディによる新曲が演奏された。これまたなかなか素敵な曲で、非常に楽しめた。私が座っていた席は真横であり、パイプオルガンの演奏を聴くにはあまり良くない場所だった。音の出所が離れているので、音楽が少し分離しているような感じがした。それでも実に良かった。
 祝賀会もあったのだが、参加せずに帰る。いや、何が疲れたといって、会場までの往復の徒歩が疲れた。体力がないなあ、相変わらず。