一つの終了式

 最近、blogを更新することができない。私はたいがいblogを早朝に更新しているが、朝早くに起きることが最近はできなくなっている。それだけ、夜遅くまで仕事をしていることが多くなった。私はどちらかというと夜遅くよりも朝早くの仕事の方が効率がよいのだが、そうは言っていられない状況が多くある。そのため、blogを更新する生活習慣が次第に欠落している。それでも、折々に来てくれる卒業生たちの声を聞いていると、このblogを読んでいる者がまだまだいてくれるのを知る。そうすると、こちらも一生懸命書こうかな、とも思う。何はともあれ、気長にblogを読んでください。(^_^)
 さて、昨日、今日と1年生は実力テストが行われた。午前中は授業、午後に実力テストである。その間、まとまった時間が取れるので、クラス文集の印刷をした。実は他に仕事が山ほど残っているのだが、とりあえずは期日が迫っている方からこなしていくしかない。だが、これもすでに期日は過ぎてしまっているのかもしれない。こりもせず、今年もクラス文集を作成することにした。生徒に原稿を書かせ(期末考査前だというのに……。ごめん!)、今月の初めにはすでに原稿が出そろっていた。しかし、私に印刷する時間がない。指導要録を書かなければならないのだが、そちらが少しも捗っていないのだ。他の担任も捗っていないのをいいことに、指導要録は少し期限が延びている。だが、他にも様々な仕事が舞い込んできて、それらを片付けているうちにクラス文集を印刷することがずっと延び延びになっていた。それをようやく印刷し終え、今日、業者に製本を依頼することができた。しかし、終業式は来週の金曜日である。おそらくとうてい間に合わないだろう。やれやれ。見通しの甘い私である。
 そんな中、私のクラスの中の16名が日曜日にアメリカ研修に出かける。この大震災の余波がまだまだ残っている中、それでも大切な研修だというので実施することになった。彼らにはぜひ貴重な経験を十分にしてきて欲しい。だが、それはつまり、私のクラス35名全員が揃うのは今日が最後、というわけだ。まあ、4月の始業日の最初にもう一度集まる機会はあるが、それも物を渡すのが主になるしなぁ。十分に語ることができるのはやはり今日が最後であろう。そうではあったのだが、文集の印刷でてんてこ舞いで、十分な語りをすることもできなかった。何だか慌ただしい、1年10組35名としての最後の日であった。
 とはいえ、16歳のこの時期に、10日間もアメリカで過ごすのはもう想像を絶するほどの貴重な経験となるだろう。いいなぁ。私も行けるものなら行ってみたい。素晴らしい経験をする彼らに幸あらんことを、と願う。