幸いな結婚式だった

 昨日の9月20日は、私が通う集会のクリスチャンの結婚式があった。私と同じ集会に通う兄弟と、他集会の姉妹との結婚である。シンプルであることを求めたお二人であったが、逆に笑顔と人柄が良く現れた、実に素敵な結婚式であった。
 私たちクリスチャンの結婚とは神様が導かれたことを信じて行うものである。そこに人間的な装飾など何も必要ない。そこで、私たちの結婚式はいつもシンプルである。お色直しなどという手間のかかるものはない。もちろんケーキへの入刀やろうそくに火をつけて回るなどなどといった感動を押しつけるものもない。一般の方が見たら驚くばかりのシンプルさであろう。しかし、だからこそ表れるのは神様の導きと、それを信じるお二人の信仰と、お二人の温かな人柄である。昨日の式はそうしたものが実に良く表れたものであった。参列者が口々にその良さを誉めていた。
 実は、お二人の意向により、私たち夫婦がお二人の仲人を務めたのだ。全く青天の霹靂というか、未熟者の夫婦におよそ不似合いな役割だったのだが、これまた神様のご加護を信じて務めさせていただいた。不行き届きな点は数え上げればきりがないが、ともかく無事に終わったことを心から喜ぼう。
 本当に幸いな結婚式だった。お二人にますます神様からの祝福がありますように。