今日はヤボ用

 ということで、今日は個人的な用事があり、1日お休みをとった。生徒には最初から、今日は休講にすると伝えてある。ちょうど難関私立大の入試が真っ盛りだし、ちょうどいいのかも知れない。
 その用事も午後2時くらいには終わり、残りは小学校の学習参観や個人懇談に行った妻に連れられていった娘を迎えに小学校へ行く。長男の授業をほんの少しだけ見ることができた。といっても、国語の授業、詩の授業であった。谷川俊太郎の「生きる」を使っていたようだが、残念ながら終盤の5分間程度しか見られなかったので、何をしていたのかさっぱりわからなかった。でも、子どもたちには詩を書かせていたらしく、子どもたちの詩が廊下に掲示されていた。各自が画用紙1枚に自分の詩と絵を描いている。中には詩だけの者もいる。先日の大雪前後の課題だったせいか、大雪について書いた詩が多い。息子の詩は「吹雪」についてだったそうだ。残念ながらこれまた見られなかったのだ。それらの作品の中に、塾やらで競争の中にいて、1点を気にする自分を描いたものがあった。あるいは、そうした競争の中での自意識をテーマにしたものも。大雪について素直に書けない小学6年生というのも、切ないものがあるね。